カテゴリ:韓国語小説読書中!( 37 )

우리들의 행복한 시간

5-3

「更に殺せなかったことが恨みだ,よく食べてよく生きているやつらを,さらに殺せなかったことが悔いだ。」
記者達はこの社会の貧富の格差と金持ちたちの贅沢と放縦(わがまま)がこの事件の背景だと話していた。そうでありながらそうだとしてもこれらの憎悪心はひどく歪められていると話していた。人を殺してさらに殺せなかったことが悔いだとあえて言い捨てる彼の大胆不敵さに記者達が衝撃を受けた様子だった。このような者はどうしても死刑という極刑に処し日に日に恥知らずになっていく犯罪者達に警鐘を鳴らさなければならないとこの世をよく分かる学者たちと専門家たちが一言ずつ話していた。私は残ったウイスキーを大きな杯に注いだ。私は想像の中で彼にナイフを握らせてあげて見た。彼が私を殺そうと私を強姦しようとして私を人質にしたならば,杯を掴んでいる腕に太い鳥肌が現れた。多分私はそのナイフを奪い,彼を殺すことだろう。その日以降こんな考えはいままで一度もしたことがなかったけれど実は私が長い間その考えをしていたのだということを今になってはじめて気づいた。だからこの社会の全ての問題を分かる人たちが話すとおり,私があいつのナイフを奪い,じっとしていよう,私が今こいつを殺したら明らかに死刑宣告を受けること,だから殺すのをやめよう,という考えをするだろうか,まず間違いなく手段と方法を選ばず彼が握っていたナイフを奪い彼を殺すだろう。ただしその人間を私が想像できるもっとも残忍な方法で殺すだろう。ずっと前の私であればそんなことはなかったと思うが今の私はそれができると思った。なぜならその時私は何もわからない少女だったけれど今は私ひとり死ぬことくらい何でもないという考えを長い間考えてきた人だからだ。
その時電話のベルが鳴った。モニカおばさんだった。家に帰ったのかと聞いておばさんは日が変わったらすぐに再びソウル拘置所に行こうと言った。私は答えることはできなかった。どうしてこともあろうに少女を強姦したやつなのかと聞きたかった。おばさん本当に彼の犯した罪を知らないのだろうか。
「ユジョン,そして私とひとつだけ約束しよう」
「また何?」
私は無愛想に答えた。急いでがぶ飲みした酒が鼻の上にアルコールの匂いを垂直に吹き上がりしゃっくりがしきりに出ようとしていた。電話機の向こうの状態がモニカおばさんでなかったらそう,おまえ一人で聖女になれ,一人で教会へ行けといってくだを巻いていたかもしれない。
「またお酒をのんでいるのかい?」モニカおばさんが聞いた。ちがうと私は答えた。
「そう,それはよかった。1ケ月の間,私について来てくれると約束したから,それまでは死ねないと,約束しよう,私お前のおじさんに難しくお願いしたんだよ,おばさんのためにできるだろう?」
嫌だと言いたかった。そんな気持ちはないと,いっそ精神病院に入院すると言いたかった。しかしおばさんの言葉のそこにはいつも奥深いところからにじみ出てくる何かがあった。私を武装解除させてしまう何かが,たぶんそれはおばさんが私に見せてきた愛のようなものだったのか,でなければ私を抱いて泣いていたおばさんの悲しさだったのか,悲しさの仮面さえかぶっていなかったらその中にはいつもある神秘のような聖なる切なさだった。そしてそれはまともな自分のことであり,時には他人の閉ざされた門をあける鍵になることもあった。私はおばさんが私のために長い間願っていたことを感じた。私が死ぬのではないか,いやまた死のうとするのではないか,おばさんはだからここ数日のあいだ夕方と朝には私に電話をしてきたのだった。誰かが親切にこの世にいてくれることを望むと考えるやいなや心の片隅でひりひりするようなものが感じられた。傷ついた魚にまかれた荒い塩のようにひりひりと痛んだ。私がまだこの地上を旅立てないこと,全ては旅立てなく失敗のジェスチャーだけしていること,言い換えれば自殺未遂のいろいろな方法の中で本当に致命的な方法,すなわち私がアパートの15階ですぐにでも体を跳ばす方法を使わなかった理由は実はおばさんのせいであるということを,認めたくなかったけれどわかるようになったのだ。口答えをしようとしたけどしゃっくりを我慢していてそうか言葉が出なかった。
「わかった。約束したから死んでも1ケ月過ぎて約束をすっかり満たしてそうやって死ぬから」
「そう,そうやって1ケ月,1ケ月づつ過ぎ,私たちはみんな死ぬのよ,私もお前も」
私は何にも話させなかった。ようやくおばさんが死ぬという考えも1度でもしたときが無かったということを知った。おばさんが死んだら,実はおばさんがすでに70が越えたのにそれを考えて見ていない私がおかしな人間だった。それを耐えることはできないようだ。おばさんまでいなくなったら私がこの世界でいてくれることを親切に望む人がいなくなるということだ。言ってみればそれはこの世界で私が望みを置かなければならなくなる人がいなくなるということを言う。私を15階で落ちて降りることができなくすることがなくなること,初め自殺を願った高校の施設に一番最初に走ってきた私をだき抱えてくれた人,この哀れなこと,このかわいそうなこと,とおばさんは私を抱いて泣いていた。しかし万一おばさんが死ぬことを見ることになれば私は泣くこともできないようだ。
「私死にたくない,お願いして,おばさん」
私はおばさんに言った。
「そう,願いましょう。朝もして夕方にもして,おばさんも老けたよ,ユジョン,おばさんの胸にこれ以上つらくしないで,うん?もうお前も許してあげなさい,誰のためでもなくお前自身のために」
おばさんが許しなさいという言葉を出したことは初めてだった。私の方の緊張が感じられたのかおばさんは少しためらってからまた話した。
「これ以上その事実をお前の人生の主人公にするなという話だ。その子がお前のこころの中に支配していたその部屋をもう抜けて,部屋から抜けなさいということだ,15年くらい過ごしたらもう全てのことが自分の責任になるのだよ,お前ももう30じゃないか」
おばさんはお前も30だという言葉を15歳の子どもに言うように話した。私は答えなかった。
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by hiroharuh | 2008-06-08 09:36 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

5-2

私は車を運転して町に出た。町がたくさんの車で混み合っていた。賑やかなクリスマスの電球がたくさんの街路樹に光っていて葉が散った木に黄金の光の花が咲き始めたようだった。7年ぶりに帰ってきた韓国は変わっていた。賑やかになり富裕になって見え忙しく見えた。しかし高く高く上がってほとんど空が見えない建物の裏通りを歩いていけば風が想像以上に荒く満ちていた。(吹いていた。)
家に帰った私はインターネットで彼の名前を検索してみた。ジョンユンスという名前を検索すると記事が幾列にも続いて出てきた。日付を見ると1年と6ケ月前,私がまだパリにいたときだった。彼はいわゆるイムンドン婦人の殺人事件の主犯だった。事件の概要はこうだ。彼と彼の一味は普段から顔見知りのパク婦人を殺害して隣の部屋にいた17歳の娘を強姦殺害した,そしてその時市場から帰ってきて家に入ってきた家政婦(파출부)のおばさんまで殺した。
17歳の娘を強姦したというこに私はしばらく息を止めた。歯茎の間に血の水が滲んでくるような生臭く酸っぱさが感じられた。これから1ケ月の間こんな奴に面会するためおばさんについていくのだろうか?死ぬようにほっとけと叫んだ姿が私と似ていて感じたことが恥ずかしかった。大韓民国政府はどうしてそんな奴らが殺してくれと言っているのにいち早く殺してしまわないのか。と思った。そうしてもよいのかも知れないしずうずうしく殺してくれと叫ぶそんな人間のごみどもを尋ねていくのだのいっそのこと精神科の治療を受けるのがよいと思う。そんな奴に下着を持っていってあげてひとつひとつパンも用意してあげて哀願するようにお前は温かい奴だ。自分の罪が何でも自分全部ではないのさ。というおばさんが突然不愉快に感じられた。私は立ち上がり台所へ行き大きなコップにウイスキーを一杯注いでその場で立ったまま一気に飲み干した。動揺していた心が少しずつ落ち着いていくようだった。何かに導かれるように私はまたコンピュータの前に戻った。17歳の娘を強姦して殺害したと,17歳の少女が叫ぶ悲鳴が私の耳でぐるぐる回った。その少女が感じた恐怖と羞恥心が映画を見るように鮮明に感じられた。
そして金品を持ち出て警察を避けて逃げ去った彼と彼の一味,1名は自首して彼は他人の家に入り人質劇を繰り広げた。彼は警察が撃った銃に片方の足を撃たれた。
他の記事もあった。
しだいに凶暴になってくる殺人事件。お金のために普段から自分のために良くしてくれていた中年の婦人を殺害,その娘は強姦殺害,なんの罪もない貧しい家政婦のおばさんまで殺し,それでも全く反省の気配がない犯罪者ジョンユンス,という文字が社説にもあり社会面にもあった。この社会の問題を全てわかっているからマイクのみ差し出せば話すこと多い社会学者と精神科医者と評論家達が出ていて舌打ちする記事がコンピュータの画面に一杯になった。私は??を移した。人質劇を繰り広げた彼に対する記事が写真と一緒に出ていた。彼が30を少し越えて見える一般の家の女性の首を掴んだままわめいている写真だった。詳しくみると顔の輪郭は同じだけどまったく彼のようではなかった。黒い眼鏡もしていないし頭がとても短かった。半日をそのように向かい合った中警察が刑務所を出入りする僧を送り,その僧さんとのインタビューが他のボックスの中に載せられていた。
「私がナ仏法と僧侶だ。と入って行きましたでしょ。その女のなんの罪があるのか?殺すなら私を殺してその女性は解いてあげろと言いました。そうしたら彼がいいました。お前はだれや?お前はなんなんだ?というんですよ。それは私はナ仏法だという僧侶だと言ったらそう,よく来たな,お前が坊主で牧師,そして神父こんなやつらのせいで俺がこんな風になったんだよ。来い,死にたければ来い,俺がお前まで殺して俺も死んでやる,実は彼の言葉を聞いた瞬間むかつきました。私が彼に向かって行こうとしたのだが警察が私を制止しました。」
彼が人間のゴミのようだと考えたことも忘れて私は一人で笑った。すでにウイスキーが半分ほどなっていた。彼がまさか人間のくずだとしてもこの事にはあきらかに興味があった。私の考えと似ているねと思ったのだ。私が本当に許すことができなかったことは私の苦痛の百万分の一もわからないまま私に目をそらしていた家族だった。子どもが悪い夢でも見ていたようだ,うそばかりしていた母ともっと分かろうとしない父そして兄たち私の告解聖書を聞いて許してやりなさいと強要していた神父と修道女たち,生かしてくれと主張してた私の切実な願いを目をそらしてきた神,彼らのお陰で私は嘘を話す罪と許すことが出来ない罪までひっくり返して使わなければならなかった。その時私に何の言葉も話さない人はモニカおばさんだけだった。私は次の記事をクリックした。彼は逮捕されたあと病院へ護送され記者達の質問に答えた。
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by hiroharuh | 2008-05-31 15:56 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

5-1

その日,そこへ行って来たその日の夜,私が楽に床につくことはできなかった。どさくさにまぎれ彼に会い,彼を見て,彼が行き,おばさんを降ろしてあげて市内に出かけてクリスマスの時に必要ないくつかのショッピングをしてデパートの駐車場でたった今車に乗ったら突然朝に飲んで夕方に薬の効果が現れる薬でも飲んだように不意に彼の手錠がはめられた手が頭に浮かんだ。駐車場がとても寒くてハンドバックの中から手袋を探してそれでだったからか。凍傷にかかった真っ赤な彼の耳先と手錠によるへこんだ彼の手首の赤い傷跡,かちかちと安定しているように見えてた彼の唇が口を開けるときごとに薄くよじれることも思い出された。これ以上生きたい意思も希望もないと話したとき彼の声の不安感も聞き慣れたように感じられてきた。なぜかそれが私にはとても合っているようだった。それは私が家族達に話してた言葉,家族達にぎゃあぎゃあと声を上げてしてきた言葉だったのです。私を本当にほっといてほしいと。
デパートはひどく混んでいた。両手で足りないほどショッピング袋をもった女達と男達が車に買い物したものを積んで行ったり来たりしていた。クリスマスが近づいてきていたのだった。お前がもしお前自身を嫌いならばそんなお前のためにイエス様が来られるのだよ。お前自身を愛しなさいと,お前がどれほど貴重な人なのか教えてあげようと,哀願するようなおばさんの声を思い出した。のどでつばをごくりと飲み込んだ。その言葉を聞かなければならない対象は彼ひとりだけではないということを認めたくなかった。そこがここだったら,だからこのように買い物しなさとイエス様がいらっしゃるのではない。とおばさんはたぶん冗談のように付け加えたのだ。幼いときに教会に通っていたことが思い出された。その時まで私は素直な子どもだった。母が着せてくれたリボンを下げた洋服を着て先生のお使いを礼儀正しくしてチュイル学校に休まず通った。
聖教を日々覚えて教理教試大会にも出て賞をもらった。そしてその日が来た。その日以降私の太陽は陽射しを潜め二度と華やかに昇らなかった。日が昇っても日が暮れてもいつでも私には夜だったと思った。しかしなぜ私が彼に会ってからこの派手なデパートの駐車場でその日を考えたのか知る余地もなかった。私はいづれにしてもその後よい学校ではなかったけれど大学に進学して大学歌謡祭に出て賞も受けた。短かったけれど全国の舞台を巡回して歌も歌った。
お金の心配はひとつもなくフランスへ行きそして帰国して教授というのになった。私がどれほど資格のない教授だったのか実は私と家族だけが知っている秘密でもあったが今は私は年はちょっと食っていることを除外してはその俗物検査が嘘だとしても嫁がほしいくらいそんな大丈夫な社会人だ。少なくても他の人たちにが見るにはそうだ。知らない人たちを騙すことはどんなに簡単なんだろうか。
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by hiroharuh | 2008-05-21 22:31 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

ブルーノート 5

不幸はにわか雨のように浴びせました。ある日学校から帰ってきたらウンスが青白くして泣いていました。なぜ泣いているのかと聞いたらウンスは突然嘔吐し始めました。
父さんが僕に変なものを食べさせた,しきりに吐いているようだった。部屋の中に入っていったら変な匂いが鼻を突き刺しました。父がウンスへ農薬を食べさせようとしたけど農薬の瓶をひっくり返した匂いでした。お父さんが死ね。死ぬんだったら父さんが死ねよ,僕は叫びました。僕の剣幕のせいでだったのか黙々と酒を飲んでいた父が僕の方に振り返りました。予想外にも父は私を殴ろうとはしなかったです。その時彼は充血した瞳で僕は見たけどその目は変な嘲笑の表情が帯びていました。どうしたのかにっこりと笑うようでもあり,なぜか残酷な苦痛の中におそわれているようでもありました。彼がいつ気が変わり棒きれをもって私たちを追いかけてくるかも知れないと思い僕はウンスの手を引いて逃げました。私たちがいつも行っていた街の入口の空き部屋の納屋に入って行ってそこで夜を越しました。朝家に帰って見たら父さんと私が名前を呼ばなくてはならなかったその人は死んでいました。彼が飲んでしまった農薬の瓶が空いたまま転がっているその脇でのことでした。
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by hiroharuh | 2008-05-17 22:36 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

4-5

「だいじょうぶだ。最初はみんなこうだよ。あれが希望の始まりだよ。資格が無いということ,それがそれが良い始まりなの」
おばさんは苦しく自分に言い聞かせること以外にないようにつぶやいた。そうでなくても背が小さいおばはそのまま落ちぶれ果てるようだった。自分自身にそうだとも念を押さないといけないようだった。私もふと壁に掛かったレンブラントの絵を見た。父に自分の分け前を先にくれと狼藉を働いていたその息子達,その息子達が財産を使い果たし豚のえさをのぞき込んで父に帰って来る。彼は再び息子になる資格さえ無いと言うことを知る。彼が帰ってきて「父さん,私は父さんと神様に罪を犯しました」と言ったことも本当だったのだ。そのモチーフを聖書からとってきた絵だった。レンブラントの絵は息子を許す父の愛とひざまずく息子の懺悔を表現していた。
レンブラントの絵の中で父の2つの手は異なる。一つは男のもので,一つは女のものでそれは神が女性と男性を同時に持っていたと言うことを表現していると美術の時間に習ったことが浮かんだ。ところでとりわけこの絵がここの部屋に掛かって置かれていた意図はとても明らかだった。
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「ジョンユンスが今でももめ事をたくさん起こすかい?」おばが尋ねた。
「大変ですよ。先月には運動時間に組織暴力団の頭を殺すと運動場のはじで起こしておいた練炭暖炉の蓋をつかんで喧嘩を始めたせいで15日間の間懲罰の部屋に入れられ昨日出ました。私たちが早く発見しなければ再び再判定に行くところでした。なに再判定場に行けばどうなりますか?死刑囚に更に加えても死刑だから,懲罰の部屋でもどうしたものか騒ぎを起こすか,このように話せば何ですが,死刑囚のために大変ですよ。ここで人ひとり殺してみたところで同じ事でしょう。どのみちこうして死んだりああして死んでも死刑だから,罪人達がだから人の伺いを気にして身動きできないので何の王様のように振る舞うからです,去年の8月に執行してまだないので,もう執行の時が来たのではないかと感じるのでそうなのか年末になれば騒ぐからです。普通年末に死刑の執行があったりするからそうでしょう。執行が1度あってからは何ケ月は静かになるんだけれど,その中でもあのユンスというやつはすごく悪質です。」
モニカおばさんはしばらく何も話さずいたが口を開いた。
「だけどあの子が今日私に会いにきたじゃないですか,私の手紙に珍しいことではないが答えもしたし」
おばは小さな手がかりでもつかみたい捜査官のように教導官にぴたっとと近づく姿勢で話した。教導官の顔で嘲笑のようなものがかすめた。
「ですから私も実はすこし驚きました。先月に牧師が聖教を入れてくださったのですが,ずたずたに破いて便所の紙に使っていたんですよ。たぶんそのように3冊はなくなりました」
私がどっと笑った。モニカおばさんの視線さえなければもうすこし笑おうとしたけどしかたなく少し神妙な表情で口を閉じなければならなかった。小気味よい感じもした。さっきここにくる途中でおばが私にごみ,ごみの一言について復習を彼がしてくれたようだった。彼はおばが一番大切なその聖書を破り,それこそゴミにも及ばなく捨てたので,しかし雰囲気上とても小気味よさを出していた。二人は深刻な顔だったのだ。
「だけど今日の朝に私が行って,後で修道さまがいらっしゃるのでどうするかと尋ねたら,すこし考えたようすだったら,修道さんは何歳かと聞いてきたんですよ。70を越えられました,すこし躊躇していたけれどなぜか会うといったんですよ」
おばの顔の上に嬉しいような表情が滲んだ。
「そうだったの?年を取って良いこともあるんだね。ところで尋ねて来る人はいるの?」
「いないです。たぶん孤児のようです。どこかにおかあさんが生きているようでもあるのですが,まったく尋ねて来る人はいません。」
モニカおばさんはポケットからおもむろに白い封筒をひとつ取り出した。
「これユンスの領置金を入れてください。そしてイジュイムもとてもあの子をそのように見ないでくださいな,教導官たちが教化しなさいとなることでしょう,はやく死んでしまえというのですか?君とか私などは実は私たちみんな罪人でないひとがどこにいるでしょうか?」
イジュイムは封筒をうけるだけで何も言わなかった。
帰り道で私が修道院までお供してあげようとするのをモニカおばさんはかたくなに断った。大体なぜこの寒い日にバスと電車を乗り換えてくると言うのでしょうか,たぶんそれがおばさんと私が働いたつまらない固執だったと思う。
「おばさん,ところであの人何の罪を犯したの?」
交差点で信号を待っている間だに明らかに話すことがなく私が尋ねた。おばさんは考えにふけったようで何も答えなかった。
「それがさっき手帳のようなものは私たちに会うのでしてきたのですか?」
「ちがうよ,一日中あのままだよ」
さっき彼が体を丸めてパンを食べてた様子を見たときのように心がどきっとした。春香が大きな刀を使い座っているのは哀れで悲恋でまたは何か威厳のようなものがあって見えていたけど,それはどこまでとか後日に当然にイモンリョンと一緒に到来する劇的な正義の反戦のために悲惨であれば悲惨であるほどよいネタではあるが,21世紀が近づて来るとき,実はそれはすこし衝撃的だった。
「それじゃ,寝るときにも?」
「そうだよ,だから手を一度でも伸ばし寝ることを願う人たちなのだ,ある時には寝ぼけて寝返りを打って手を折ってしまう人もいるよ。死刑判決を受けて長くはそのように2年3年を過ごして死ぬのだよ。」
「ご飯はどうやって食べるの?」
「箸は使えないから容器ごと持って食べたり,何人かが一緒に部屋に居るときは他の罪人達がご飯を大体混ぜてくれてスプーンだけもってようやく食べて,その上あの子は懲罰の部屋に15日間いたので,懲罰の部屋に入れば人影もひとつ見ることはできない,背中の後ろで手帳をかけられご飯の容器に口を当てて食べるのよ,いわゆる犬のえさというものでしょう。そこに15日間もいて出てきたら私もまともではないでしょう,トイレもいけない場合があるよ,その時はズボンでそのまま解決するしかないのよ,15日間も」
急に口でため息がはみ出した。かならずそうしなければならないのかと聞きたかったことを我慢した。知らずに居るときは分からなかったけれどそれを知って,また目の前で見ることは本当に異なるようだった。私は別に生きたくなき町の入口でその一歩を踏み入れてしまったような不吉なものを感じた。
「だからあの人,殺したのですか?さっき自分の口で言ったじゃないですか,ところであの人は誰を殺したの?なんで殺したって?」
「知らない」
おばさんの返事がとても単純で断固として私はすこし自分の耳を疑った。
「どうやって殺したの?何人も殺したの?あの人新聞に出たことがあったでしょ?」
「知らないと言ったじゃないの!」
口調がとても断固として私はおばを振り返った。おばは私の疑問がおかしいというように私を見た。
「どうして知らないの?さっき見てたらおばさんはここのソウル拘置所の宗教委員だと言ってたのに,あの人に手紙を送ろうとしたときは何か調べることじゃないの?」
「私はあの子は今日初めて会った。ユジョン,あのこと私は今日初めて会ったのよ,いままで何々悪い行いをしてここでこうして私に会うようになりましたと聞く事ではないじゃないの,自分の口でその話をすれば聞くでしょう,私には今日見たあの子が初めてだよ,今日のあの子が私にはあの子の全部だよ」
おばの言葉は断固としていた。何かがまた一度心をごつんと叩いて過ぎ去るようだった。私は新ためておばさんが修道女ということを考えるようになった。
「信号が変わった。あの三差路駅の前で車を止めて,夕方に私が電話するわ」
おばはそのように話しては電車駅の前で降りた。
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by hiroharuh | 2008-05-17 17:00 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

4-4

パンを食べていた彼が子どもがいないというおばさんの言葉に無理矢理すこし微笑んだ。
私の考えではあるがそこには嘲笑とも言える顔色がこもっていた。私がけらけら笑いながら葛藤をなだめさせてしまうような彼はそんな嘲笑する顔色を武器とするようだった。どうしてだかそれは純粋に私の感じたものだったが私は彼を初めて見た瞬間彼がなぜか私の科だという考えを持った。私の直感はほとんど間違ったことがなかったけど,なんとなく人ではない死刑囚を置いてそのような考えをすることが自然とも違う気分はあった。寝坊をしたので朝を食べてこなかったのでパンでもちょっと食べたかったけれど彼がシマリスのように両手を集めて全身を丸めるように曲げてそれを食べていることを見たせいか食べたくなくなった。瞬間すこしかわいそうだと思った。私の人生は偶然にもここに来たのか,なにこんな考えがよぎって行ったようだ。モニカおばさんはパンを持ちイジュイムという教導官と私にも一つずつ進めて自分はコーヒーを飲んだ。
「そう,暮らしはどうかい? もう少しは慣れかい?」
パンをもぐもぐと食べていた彼が瞬間食べていた動作を止めた。冬の日差しが傾いて入ってくる事務所で座った4人の間で緊張感のような沈黙が漂った。彼が食べていたパンを全部残さずにゆっくり食べた。
「送ってくださった手紙は全部頂きました。今日はここに来ないつもりでしたが,来てお話を申し上げなければと思いました。イジュイムさんが修道女さんに30年の間,雨が降ろうと雪が降ろうと常に電車やバスに乗っていらっしゃったという話を彼から聞かなかったら来なかったのですが,それで出てきました。」
彼が頭を上げた。ちらっととても平穏な顔だった。しかしもうすこししっかり見るとその平穏は仮面のように固く見える種類のものだった。
「そう」
「来ないでください。手紙も頂きません。僕はそれに値する資格がない人です。僕をこのまま死ぬようにほって置いてください。」
死ぬようにという最後の言葉を話して彼は歯を食いしばった。あごのまわりがぴくぴくすることが奥歯をぎしぎしとかみしめて奥で歯が研がれるようだった。予想外の反応だった。
鋭い彼の目つきに示す気運が漂うことを私は見た。その人が急にここで私の首をぎゅっとつかみ人質劇でも始まるのか私は瞬間怖かった。考えてみれば彼の名前を新聞で見たのが思い出された。彼は殺人をして逃げたがよその家に入り母と子を捕まえて騒ぎを起こした。かすかな輪郭が思い出された。私は教導官とおばさんを見た。彼が頑丈に見える手帖をしていたということがすこし気持ちを安心にされた。
「ユンス,私はもう年が70だから,こう呼んでもいいでしょ?」
モニカおばさんはすこしも慌てることなくきちんと話を始めた。
「罪人でない人がどこにいるかい?まんべんなく数えてみたって資格がある人がどこにいる?私はただお前と一緒に入れればいい。ときどき会って一緒にパンも食べて,ただ今日会った話でもして,私が望むことはそれだけなんだけど」
「私は,」
モニカおばさんの言葉を切って彼が再び口を開いた。しばらく考えていたことを話すような特有の沈んだ声だった。
「私は生きていく希望も意思もありません。そんなところに使う力があったらかわいそうな他の人たちに与えてください。私は人を殺しました。だからこうしてただ死んでいくことが正しいです。この言葉を言わなければと思いここにきました。」
これ以上用事がないと彼が席を立ち上がりました。教導官が大きく驚くことでもないように彼に連れて立ち上がりました。パンを食べるときまるで獣が道におちたえさを食べるように丸く体を曲げなければならないが私だって人間だというような熱い訴えのようなものが彼に感じられた。
死刑囚にもプライドというものがあるようだ。という馬鹿みたいな考えが初めて感じた。
「ちょっとまって,ユンス,ちょっとまって!」
おばさんが彼を気が気でないように呼んだ。彼がおばさんの方を振り返った。彼を見るおばさんの目に涙が滲んでいた。彼もおばさんの涙を見たようだった。私はその時彼の顔の片方の耳元がゆがんでいるのを見た。それはゆがみではなくつぶれたようだった。丈夫な仮面の片方の耳元が裂かれるようなそんな表情だったのだ。そしてその崩壊もすぐに去りまた再び嘲笑するような表情が滲んだ。おばさんは持ってきた包みの中から何かをひとつひとつ取りだした。
「すぐにクリスマスなんで,プレゼントを持ってきた,寒いでしょ,下着を買ってきて,だけどお前がこのように難しく私に会おうとしてくれるのでどうやってただお前に渡したらいいのか,そうちょっとだけだから少し座ってくれないか?年寄りになったから,私のことだよ,足がちょっとつらいのよ」
彼はおばさんが差し出した包みをながめていた。あごの筋肉がずきずき動いていた。かんしゃくを起こしたように眉間の片隅がしかめていた。クリスマスプレゼンなんて。たぶんそんなふうに言いたいような表情で,だけど年寄りで女だからと見てくれたような顔で彼は席に座った。
「私がクリスマスプレゼントやることは,お前に負担をもていうのじゃない,聖堂に通いなさいといいうそんなことでもない,宗教の話ではなく,宗教の何を信じればどうなるか?また何を信じないとどうなのか?,一日を暮らしても人が人らしく生きること,それが重要だよ。そんなはずではないだろうけど,お前がお前自身を嫌うひとならそんなお前のためにイエス様がおらっしゃるのさ,お前自身を愛しなさいと,お前がどんなに大切な人なのか教えてくれようと,もしお前がこの後誰かに暖かさを感じられたら,もしお前がこんなのが愛をうけるのか~と感じられたらそれは神がくださった天使だと考えたらいいのだよ,今日お前を初めて見たけど私はわかった。お前の心は温かいやつさ,お前の罪が何であろうとそれが全てのお前ではないんだよ。」
おばさんが最後の言葉を言ったとき彼がちらっと笑った。あざけ笑った。人を殺してもうその罪過によって明日にでも処刑場に吊され死ぬ人に,大切な人がどうしてそうなのか呆れるようだった。しかし感情の動揺がひどいような特有の不安な気運が彼の顔の上に波打つようによぎった。私はおかしくても彼を理解できる気分だった。家族とうんざりするほど争ってきた後に,おばさんの電話を受けた時,その時おばさんがまるで今の彼に言ったようなそんな口調で私に言ったなら私は突然怒りがこみ上がった。いうなればそれな私の感情の中に輸血された別の血に触れた拒否反応のようなものだった。人生だとか感情だとか言った種の血液型の時私たちは安らぎを感じる。それが正しいのか正しくないのか悪党は悪と刃向かう反抗的なことがやすらぎの状態であるのだ。
「私に,このようにしないでください。このようにされたなら私は楽に死ぬことができません。そうです。私が修道女に会おうと来て天主教のミサに出て教導官たちが好むように素直に話を聞いて,そして賛美歌を歌い膝をついて座り祈り,そのように天使のように変わるとしましょう。そうしたら修道様が私に生かしてくれるとでも言うのですか?」
思いがけない言葉だった。彼は猛獣のように白い歯を出して最後の単語を吐いた。モニカおばさんの顔が一瞬青くなった。
「だから,そのまま,どうかもう私を訪ねてこないでください。」
「そう,それはそうだ,そうしたいことはそうしたけれど,そういう力はないから,しかし助けることができないとしても会う必要もないということもないじゃないか?こんな風に言えばどうかわからないけど私たちはみんな実は死刑囚だよ,私たちもいつ死ぬかも知れない人で,そのいつ死ぬかわからない私がお前の言うとおりいつ死ぬかもわからないお前に会いに来るならだめ?どうしてだめなの?」
モニカおばさんも手強かった。彼は呆れたようにモニカおばさんをながめた。
「どうしてかって!」
「なんの希望も持ちたくないからです。それは地獄です」
モニカおばさんは何も言わなかった。
「ここでもうすこし居れば私は狂うかもしれません。」
おばさんが何かを話そうとしたがすこし口を閉じた。それから少しした後に落ち着いた口調で問い返した。
「ユンス,今お前を一番つらくしているのは何?一番怖いものは何?」
彼がおばさんを見上げた。しばらく見た。敵意に満ちた目線だった。
「朝です」
彼はあくどい検事が差し出す最後の決定的な物証の前でどうしようもなく罪を自供するように話した。口調は低かった。彼はこれ以上聞く必要がないというように席からがばっと立ち上がりモニカ修道女に挨拶をぺこりして出ていった。そしたら石象のように固く固くしていたおばさんが彼に連れて立ち上がった。
「ちょっと,そう,ごめんなさい,そんなにおこらないで,だからつらかったら私と会わなくてもいいし,そのまま行ってもいいし,行ってもいいけどこれ持って行って食べなさい,高いパンではないし,この年寄りがお前を思って買ってきたものだよ,そんなにまずいものではないよ,不法だということは分かるけれどイジュイム,これ2個だけ服の中に入れるようにちょっと目をつむって」
おばさんは買ってもってきたパンを何個か持ってユンスに渡した。困ったような表情がイジュイムによぎった。あれほどになればおばさんの頑固はまるで父のように空でと同じ地面にも至るような,威力を発揮したというほどだった。
「そう,一人の独部屋で若い子がどんなにかお腹が空くのか,一番食べたいさかりなのに,イジュイムお願いよ」
誰が罪人で誰が教化者なのか,誰の哀願で誰が拒否しなければならないのかわからないすこし滑稽な状況でもあった。その時彼の目線が初めてモニカおばさんの方に向けていることを見た。彼の目線は相手の正体をまったく把握することが出来ない不安で揺られているようだった。
おばさんが近づきユンスの洋服の内側にパンを入れてあげた。彼は若干呆れたような顔だった。出来ることならおばさんに近づいてこないでほしいという(後ろ首を長く抜けた。)
「大丈夫だよ,今日会えて本当に嬉しかった。ユンス,お前に会えて私は嬉しい。出てきてくれて本当にありがとう。」
おばさんは彼の肩をしばらくさすった。彼は拷問を受けた人のように苦痛な表情だった。彼は急いで体を回した。振り返って細かく見ると片方の足が少し不便そうにびっこをしていた。おばさんは長い廊下の最後に彼が居なくなるまで相談室の前で彼を見ていた。その瞬間のおばさんは海辺の絶壁の上に立っているやぎのようにひどく孤独に見えた。モニカおばさんは片方の手をおでこに当てた。急に疲労が押し寄せてくるような表情だった。
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by hiroharuh | 2008-05-07 21:43 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

4-3

死刑囚....彼は死刑囚だった。彼の左の胸には赤い名札がぶら下がっていた。いや,名札ではない,名前がないからだ。そこにはソウル3987という黒い文字が書かれていた。彼はおばさんのそんな抱擁がひどくばつが悪そうだった。背は約1m75cmくらいあるか,白い顔に黒い縮れ毛の頭,そしてその上にかけられた角輪の眼鏡の奥の目は長く鋭かった。だけど広くて白いおでこの上に流れ落ちる普通の人よりとても黒くやさしい縮れ毛頭は全体的に彼の鋭さをかなり緩和させてくれていた。しかし顔のあちこちにたれさげられた暗い影は予想外にも私が大学の講壇で会う若い教授たちの顔を連想させることもあった。財団がこれでもなるので。えいくそ!まったくなどと言うときとか,教授会の中で話にもならない理事長の話,例えれば今年の私たちの大学の1年の目標はまず勉強する大学を作ることです。人材を育てなければなりません。私たちの大学はひたすらその目標で学校を設立し,のようなだれでも笑ってしまうそんなことを聞いている時の若い教授達の顔と似ていたのだ。私は瞬間的にその人の胸に垂れ下がっていた赤い名札がもしかして国家保安法ということを意味することではないかと思う錯覚をしばらく覚えました。おそらくちらっと照らしていた理知的な印象がそんな想像を呼び起こしたのかも知れない。彼はパリで若い人たちが来ていたTシャツの上に刻まれていたケバラの韓国版の顔だと言うことも言える感じを与える男だった。何と言おうか、死ぬことを倒れてしまう存在、幼い頃にとうに渡った荒野でさびしく死ぬことに誓った人たちが持つそんな獣性のようなものが見え隠れしていたのだ。そしてそれが彼にはよく似合うようだった。さらに正直に話せばとにかく彼は私が想像していたいわゆる世に言う罪人の顔をしてはいなかった。しかし私はこのようなちんけな期待を無残に壊してしまう新鮮な破格を好きな人だった。私は彼に興味を持ち始めた。
「座って、さぁ座って、私が何度か君に手紙をしてたモニカ修道女よ」
彼は急ぐ動作で椅子に座った。前に集まっている彼の両手首にかけられた皮で出来た手錠(혁수정이란 가죽으로 된 수갑을 말합니다.)がやっと私の目に入った。腰に太い皮のベルトのようなものをはめてそこに下げられた輪に手錠が結ばれている皮でできた手錠、その名前さえあとで分かったことだがなぜだったのか心が揺れ動いた。
「イジュイム、あのう私がパンを買ってきたんです。パンを食べさせて、あの手錠を外してはくれませんか?」
おばさんが注意深く聞いた。イジュイムという教導管が困ったようにすこし笑った。彼の顔には私は正しい生活の男です。のような表情がにじんでいた。モニカおばさんはそれ以上言い張らず包みに入ったパンを取り出した。クリームパン、バターパン、小豆パン、おばさんがコーヒーポットから沸いたお湯を注いでコーヒーを作り彼の前に差し出しました。そして手錠がはめられた手にパンひとつを握らせてあげました。彼は変じなくパンひとつを持ちしばらくそれをまじまじとのぞき見ました。本当にこれが食べてもいい食べ物なのかという表情であり、一方ではしばらく懐かしかった食べ物をのぞき見る自分の悲感のようなものがにじんでいた。彼は決心したように難しくそれを口に押し込みました。皮の手錠がはまっていたのでパンを口に押し込む動作をしようとすると腰まで頭が降ろさなければならないために彼の体はカタツムリのように丸く巻かれました。彼はそのようにパンを切って食べてそれをむしゃむしゃ食べました。視線をずっと意味無く机に固定したままだった。
「そう楽に食べて、のどがつまるでしょ、コーヒーも飲んで、今後は食べたいものがあったら私に話して、私を母のように考えなさい、私には子どもがいないのよ、ここに出入りしてから30年、私はそのままお前達の家族なのよ」
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by hiroharuh | 2008-05-06 11:40 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

4-2

修道女になったおばさんが刑務所に出入りすることを私はフランスに発つ前に新聞で見たことがあった。明け方に頭が痛くてしかたなかったと電話をしたかあさんを見に医者であるおじさんがうちに着た日だった。おじさんはおばさんが出てたんでと持ってきた新聞を広げた。
その新聞はいわゆる世に言う進歩的という新聞でおじさんでなければうちではおばさんが新聞に出る程度の有名な人になったということもわからなかったのだ。朝に起きたら朝のあいさつのように仕事する子供たちに声を張り上げる母がその日も仕事する子供たちにきっとその朝のあいさつをしていたが近づいてきて食卓に座った。おばさんがたぶん死刑囚たちを訪ね歩いているみたいだ。おじさんが話すやいなや,母が答えました。ごりっぱなことだね。修道者になったらその程度の犠牲はしなきゃ。ご立派なことだ。お前たちの病院の神経外科に予約をちょっとしておいてくれる?検査を受けなきゃなね。頭の中に何かが故障したのか頭が痛い。狂うほど頭が痛くて昨日も一睡もできなかった。前にお前がくれた薬も効かない。その薬を飲めば化粧も乗らない。体に悪い薬をいくつもこれ以上は飲むことができないし寝ることもできなから老けるみたいだ。皮膚がめちゃくちゃだ。いつも言葉がなかったおじさんは口を閉じて私は心配性の母の横で有機農のライ麦パンの中に?と野菜を挟めたサンドイッチを食べていた。おじさんと私は目を合わせた。すこし気持ちを楽に持ってください。お母さん。何度も検査したのに何の異常もなかったじゃないの?おじさんが疲れてもなく母に哀れみの声で話して私も口に出した。おかあさんおじさんの言っていること本当だよ。そう現在医学がどのようにおそれおおくとも母の鋭敏で繊細な神経構造を読解できる?だから教養のあるおかあさんが我慢するしか。それからはたぶんその日の朝も私たちの食事は結局母の大声で幕を下ろしたことが思い出した。いつも繰り広げられた朝の風景だった。その身の毛もよだつ?放り出してどこか留学でも言ってしまえと母が話す時,私がよろこんでそのようにしていたら,その時の1年くらいの歌手生活で感じてた面白みも物足りなくなっていて,たぶん家を出たら静かな朝が訪れるという期待も一役買っていた。
私もこれ以上母のオクターブに合わせて大声でどなることにもうんざりしていたのだ。
「ごめんなさい,私が悪かったです。ごめんなさい。」
これ以上堪え忍ぶことより素直に降伏するほうがいいようでした。なぜそのような考えが入ったのかわからないけれど私はおばさんが泣くのではないかと怖かった。
「とこれでおばさんまさか私を連れて今死刑囚たち なのか に行くのではないでしょう?私にそこでまさか愛国歌を歌いなさいということじゃないでしょう?」
「彼らに行くんだよ,愛国歌を歌えるなら歌いなさい,出来ない理由はあるかい?その声ゴミ箱に押し込むよりいいのであれば使えばいいだろう,そこの三角で左に曲がって,」
モニカおばさんはそのように話した。またゴミ箱だった。私がその日病室で少し感傷的に言った言葉でしきりに役を掲げるおばが少し卑劣に感じられて私は少し怒ろうとした。おばさんの言葉通り左に曲がっったらすぐにソウル拘置所と書いた看板が見えた。うんざりする病院で母方のおじさんが連れている若い精神科の医者と向かい合って座りそれで怒ったことが一体何だったのか。とか,その時なぜ怒ったのでしょう。幼い時期にそれと似た考えが浮かんだことがあったのだろうか。なにこのような質問に答えているよりは愛国歌を歌うことがましかも。いつものように私はわからなかった。長く考えるのはやめよう。と思いながら私は自分をなだめた。拘置所は小さくても病院のようにむさ苦しくないはずだから。
身分証を預けて私たちは鉄格子の中に立ち入った。鉄格子を一つ過ぎるや後ろでドアが閉められた。鉄と鉄がぶつかる音が冷たく暗くがらんと空いた廊下に鳴り広がる瞬間妙な考えが浮かんだ。後にまで長らく感じていた事だったけれどもそこはいつも温度外より2~3度くらい低かった。冬は勿論真夏の伏日の日の頃にもそうだった。誰かが言ったとおりそこは暗さが生息する空間だった。私たちはさらにドア1枚を過ごした。後ろでまたドアが閉められた。大きな中庭,人々の気配はまったく感じられないけどあちらの隅で青い囚人服を着た人たち何人かが手押し車を引いていた。遠くに白い石膏で出来た聖母マリア像の下に小さな木が立っていてそこにクリスマスの電球が田舎臭い色彩で冬の日差しにきらきらと輝いているのが見えた。クリスマスが近づいてくることは私は今になって初めて意識した。パリの大林日が思い出された。シャンゼリーゼ通りをいっぱいに埋めたクリスマスの光,通りで花を売っていた少女達,赤いワインと舌の上でやわらかく~げ溶かして終える虚無の魅惑をくれたプアクラ料理,騒音と吐き出しで終わった酒の席,私たちは角を何度か曲がり小さい部屋に案内された。1~2坪余りの部屋には十字架がかかっていてその横にはレンブラントの絵(帰ってきた息子)が掛けられていた。小さいテーブルがひとつ,椅子が5つか6つほど置かれている部屋の中は素朴だった。おばさんは持ってきた包みを出してコーヒーポットのスイッチを上げた。すこししてからノックする音が聞こえた。格子窓が編まれたドアの小さなガラス窓の向こうで空色の囚人服がちらっと見えた。
「まあ,君がユンスグだね」
モニカおばさんは教務管の案内で部屋に入ってきた彼に近づき彼を両手で抱きしめた。
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by hiroharuh | 2008-05-05 19:17 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

4-1

遠くにモニカおばさんの姿が見えた。おばは少々怒ったようだった。私がほとんど30分も遅れてしまったからだ。私がカチョン政府総合庁舎駅の入口に立ち止まるとすぐにおばさんは手に持っていた大きな束を持って車に乗った。日が寒いのかおばの黒いベールから押し寄せてくる冷たい気運が冷蔵庫のドアを開けて立っているような冷たさだった。おばの唇は青く血の気が引いていた。
「洋服のことだよ。何を着て来なきゃならないかわからなかったし、私が拘置所というところに行くと知っていたなら修道服のようなものを準備したのに、だから何着たらいいのか悩んで遅れたんだです。だから携帯電話のようなものひとつ準備してよ。最近は僧侶でも神父もみんな車1台づつあるのに、自動車だって1台買ったらいいじゃない」
遅れたことを弁明するため私が話した。おばさんは何も言わなかった。
「それだから私が修道院へ行きお供して来ると言ったのにおばさんが意地を張ったじゃない」
私は自分が間違ったと感じだ時はいつでもそうだったまま責任を押しつけた。
「その人たちは1週間の間ずうっと私をことを待っている人たちなの、1週間の間人に直接会うことができない子供たちなんだよ。お前の厄払いに彼らの貴重な30分が飛んで行ったの、お前には!(全く!)」
おばさんはとても怒ったような言葉をすこし止めた。それからつばをごくりと飲み込み、ゆっくり口を開いた。
「お前にはどうでもいいようなゴミ箱に捨ててもいいその30分が彼らにはこの地上で最後の30分なのさ、彼は今日が過ぎれば再び来ないかもしれないそんな今日を、そんな今日を生きる人たちだということを、お前にこの話がわかるかい?」
話す声は低い声だったけど断固として若干泣く気配がはらんでいた。私にはゴミ箱に捨ててもいい30分という言葉がしばらくのどに引っかかった。私がどんなにひとりで私の生を使い尽くしながら生きるのに私の口でまくし立てては着たがそれを他人がそうだと話すときにはそんなに気分のよいことではないものだ。私が約束時間に遅れたことは事実だからそのまま私が我慢するのがいいようだった。とにかく今日は私がおばさんについてきた初日なのだ。だけど気分のいい初日では明らかに違っていた。ゴミ箱だというそんな私が使った表現でしたが、どんなにそうだとしても私の言葉をそのまま移したのでおばさんが私にそのようなひどい表現を使ったことは初めてだった。おばさんも年老いたから弱くなったみたいだ。と私は考えてしまうことにした。
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by hiroharuh | 2008-05-04 22:12 | 韓国語小説読書中!

우리들의 행복한 시간

ブルーノート 04

学校が終わって家に帰ると父が寝入るウンスの横でラーメンを食べていました。焼酎の瓶が寝転がった部屋の片隅で寝ているウンスを見ると体中が熱くなっていました。揺すって起こそうとしましたが,返事の変わりうめき声が聞こえてきました。
父さん,ウンスが具合悪いよ,すごい熱だよ。
父は返事の変わりにステンレスのコップに焼酎を注ぎ飲んで充血した目で僕を見ました。今考えると彼がその時生きていたと言うことができるだろうか?推測してみるとその時の彼の年は30何歳で,生まれた瞬間からすでに恐怖や戦慄なくして彼を見られなかった僕は,そしてその地獄の中で悪魔のような知恵を学んでから随分と経った。
父さん,焼酎買ってきて差し上げますよ。焼酎が切れたじゃないですか。あそこの店で。
げっぷを履いた獣と同様だったやつが汗と尿に浸かったズボンのポケットの中から500ウォンの紙幣を私に差し出しました。私は駆けて行きました。母が飲んでいた薬,瓶の中に入った小さな風邪薬を買わなければならないと言う考えだけでした。
雨は止んであたりは春の日差しに染まっていました。その明るい黄緑が薬局に走って行った僕の目になぜにそのように身に染みたのか,実は今もよくわかりません。その後にも長い間,春になれば全ての山を染めるその数多くの種類の黄緑色を見れば私は訳のわからない悲しみに溢れました。遠くの田んぼで田植えをしていた町の人たちが走って行く僕を何気なく見ていました。私はそのお金でウンスの風邪薬を買って家に帰りました。
僕の手に握られた薬の瓶を見た瞬間,父の目がピカッと光りました。父は私の手から薬の瓶を奪い私を殴り始めました。ラーメンの器をひっくり返し私は彼の固い手に掴まり縁側の上にたたきつけられました。ウンスさえいなかったたら僕も逃げたかったです。それがどこなのかわからないけど,僕が逃げるところがこの世の中のどこにあるのか分からないけどたぶんそうしただろう。父の拳が僕を殴るときごと僕の目には火花がぼうぼうと燃え上がるようでした。そして僕は気を失いました。起きてみたら隣の家のおばさんが僕とウンスにみそ汁を飲ませていました。隣の町のおじいさんが作っておいた漢方薬がひとつあったのでそれをウンスに飲ませたといいました。父は酒に酔って倒れていて,隣の大人達が何人か心配そうにひそひそと話し合う声が縁側から聞こえてきました。
ウンスはきれいに片付けられた部屋の中で布団をかぶって寝ていました。その子の赤いほっぺと唇の間で何の声なのか聞こえていました。僕はその言葉を聞きたくなかったです。僕も母を呼びたかったからです。なぜ僕たちだけをここに残して行ってしまったのか問いただしたかったからです。何度かの夜が明け朝がきました。3日目の日だったか学校に行こうとしてウンスに近づいてみると熱は下がっていました。その子の黒い縮れ毛が汗に濡れて白い額にピタッとくっついていました。そしてしばらく後に目を開けたウンスが言いました。
兄さん,家の中に煙がいっぱいだよ,家の中に煙が。
ウンスの目はその以降ぼんやりとした光以外に何も見ることができなくなってしまいました。弟は目が見えなくなってしまいました。
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by hiroharuh | 2008-04-13 19:07 | 韓国語小説読書中!


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